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利用者ブログ
【一歩じゃない。】
こんにちは!
プラスタイル大井町の利用者のNです!
突然ですが、みなさん就労移行支援事業所ってどんなイメージを持っていますか?
就労移行支援は就職を目指すための福祉サービスで、職業訓練、就職活動支援、就労定着支援など、と言われていますが。。。
なんだか堅苦しいイメージを受けませんか・・・?
私も最初、就労移行支援事業所を調べた時、堅苦しいイメージを抱き、当時、体調も悪かった中で通所するという決意をすることができませんでした。
お恥ずかしい話ですが、私は通所する前、一年以上ほぼ外出もせず、ほとんどの時間を家で過ごし、生活リズムも狂っていました。
そう聞くと、楽でいいなぁと思われるかもしれませんが、自分がそんな状態であることへの罪悪感や劣等感に苦しんでいた記憶があります。
何をやっていても楽しめない。悪い事ばかり考えてしまう。
でも、踏み出す勇気がない、そんな八方塞がりの状況でした。
それでも、なんとか今の状況を変えたい。
そんな中で一歩、踏み出したのが就労移行支援事業所のプラスタイル大井町の見学でした。
そして、半ば勢いでそのまま通所を決めました。
通所してみると私のイメージしていた堅苦しい場所ではありませんでした。
まずは朝、決まった時間に起き、事業所に行くという生活サイクルの見直しから始まりました。
障害を抱え、生活リズムに狂っていた私にとって普通の人が当たり前にできることができない私にとって、それだけでも最初は大変でした。
ただ、不思議と心は軽くなっていました。
通所して半年ほど経ちますが、自分が一歩踏み出せたことが自身の心を軽くしてくれたのだと思います。
それから、日々カリキュラムをこなし、企業実習などにも行き、現在も就職という一つのゴールに向かって少しずつ歩んでいる最中ですが、半年程経ち、今になって思えば通所するというあの一歩は一歩以上の価値があると思います。
「大きな一歩」という言葉がありますが、本当にその通りで、就職というゴールが百歩必要なのであれば通所を開始することは三十歩分ぐらいの価値があると私は思います。
一人じゃ無理なことも支援員さんが助けてくれます。
自分では判断できない事も支援さんが一緒に考えてくれます。
一人じゃないんです。二人三脚なんです。
もし、今、自分ではどうしようもできない状況に陥り、苦しんでいる方がいたら、一歩以上の価値のある「一歩」を踏み出してみませんか?
今すぐでなくてもいいと思います。
そんな場所があるということを頭の片隅に置いてくださると嬉しいです。