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このような症状ありませんか?
眠りたいのに眠れない『不眠症』
『不眠』は精神疾患で非常に多く出現する異常を知らせるサインです。
一般的に適切な睡眠時間は6~8時間といわれており、自然に眠れて、日中に眠くて困ることがない状況です。
「なかなか寝付けない」・・入眠障害
「眠りが浅く、何度も目が覚める」・・途中覚醒
「早朝に目が覚め、二度寝できない」・・早朝覚醒
これらが慢性化(3ヶ月以上)し、日常生活に支障が生じた場合『不眠症』といわれます。
『不眠』の原因
・ストレス
・うつ病などの精神疾患
・カフェインや薬物の影響
・身体疾患による苦痛など
・嫌なことがあったなどの心理的なもの
・はっきりとした原因がないもの
・生活リズムの乱れ(交代勤務など)
・環境(光・音・臭気・温度など)
などが挙げられます。
『不眠』の状態が改善されなと、日常生活にも影響が出る場合もございます。
『不眠症』の治療のメインは主に二つです。
・薬物療法(※睡眠薬など)
・睡眠教育(※睡眠についての正しい知識を身に付ける)
まずはかかりつけの先生に相談するのがよいでしょう。
【自分で出来る安眠のコツ】
☆就寝・起床時間を一定にする。
昼寝し過ぎない。休日も平日と同じ時間に、起床就寝する。
☆睡眠時間にこだわらない。
睡眠時間は個人差があるため「〇時間寝る!」など目標を立てない。
☆太陽の光を浴びる。
太陽光など強い光を浴び、体内時計を調節する。
☆適度な運動をする。
ほどよい肉体疲労は心地よい眠りを生み出してくれる。
☆自分なりのストレス解消法を見つける。
ストレスは眠りにとって大敵。読書、音楽鑑賞、旅行など自分にあった趣味を見つける。
☆寝る前にリラックスタイムを
副交感神経を優位にさせて、睡眠の質を向上させる。
☆寝酒をしない。
お酒は睡眠にとって百害あって一利なし。深い睡眠が減り、早朝覚醒の原因になります。
☆快適な寝室作り。
眠りやすい環境を作る。寝具など自分にあった物にする。室温や湿度の調整も行う。
参考資料
・厚生労働省 eヘルスネット
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/heart/k-02-001.html
・『精神疾患にかかわる人が最初に読む本』西井重超 照林社