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このような症状ありませんか?
過剰な食行動『摂食障害』
食行動の異常は、さまざまな疾患でみることができます。
体重を気にして食事の量を減らしたり、ストレス解消にいつも以上に食事を取ってしまうことは誰でも経験したことがあるかもしれません。
しかしこの行動が過剰になり、食事をほとんど取らなくなったり、家にある食べ物を無くなるまで食べつくす行動が続いてしまっていたら『摂食障害』かもしれません。
【拒食】
十分痩せていても痩せていると思わず、太ることへの恐怖からもっと痩せようとします。
認識の障がいから「鏡に映った自分が太って見える」
ほんの少しでも体重が増えると「自分はダメな人間」
拒食することにより
●低栄養となり、貧血や骨粗鬆症、味覚異常などの症状が出る。
●食べたことを無かったことにするため、自ら嘔吐したり下剤などを服用する。
※嘔吐することで、食道が荒れる。嘔吐したことへの罪悪感がある。
【過食】
短時間に大量に食べる。食べ始めると止められない。
家に中にある食料を食べつくしてしまう。食べ過ぎたことを後悔してしまう。
過食することにより
●過食による体重の増加(肥満)
●過食を無かったことにするため、自ら嘔吐してしまう。
※嘔吐することで、食道が荒れる。嘔吐したことへの罪悪感がある。
これらの症状は病気と認識していないことが多いそうです。
周囲の方の理解やサポートもとても重要になってきます。
参考資料
・厚生労働省HP
https://www.mhlw.go.jp/
・『精神疾患にかかわる人が最初に読む本』西井重超 照林社